おごるべきか?ワリカンにすべきか?

不毛な議論は世の中に溢れている。

絶対に平行線で交わることなどないのだ。

例えば、

  • ペットの「犬派」と「猫派」の争い。
  • お菓子の「たけのこの里派」「きのこの山派」
  • 種牡馬の「ディープインパクト派」と「ステイゴールド派」
  • 競走馬の「ディープインパクト派」と「オルフェーヴル派」
  • 女性の好みの「グラマー派」と「スレンダー派」
  • 独裁者の「ポルポト派」と「タリバン派」
  • 新興宗教の「オウム真理教派」「パナウェーブ派」

ラスト2つは意味不明だが、様々な対立構造がある。
そしてそれらはしばしば議論されるが、決して交わることの無い議論である。

それと同様に、古くから存在する不毛な議論の一つに

食事の際に「おごる派」、「ワリカン派」ということである。

ただ、この奢る・奢らないは、環境などで考え方が変わり、派閥鞍替えするケースも多々。

他の派閥競争よりも不毛ではないのかもしれない。

結論は、時と場合による・・・に尽きるのだが

食事の際に、おごるか、ワリカンかということであるが、「結論は時と場合による」のだ。

例えば、あなたが上司で部下との食事をどうするか?というケース一つとっても、マンツーマンでの食事か、2,3人なのか、それとも7,8人なのか・・・によっても違うだろう。
それがランチか?飲みなのか?ということにもよるだろう。

というわけで、時と場所、をまずは決めなければならない。

初回のデート時の場合どうするか?

というわけで、シチュエーションは「初回のデート」の際にしよう。

男性ならば、奢るべきか?ワリカンにするべきか?
女性ならば、奢られたいか?ワリカンにして欲しいのか?

男性で金に余裕があるのならば、「おごる」の一択である。
10,000円の価値が、100円ぐらいの価値感に感じるような人ならば奢るべきだ。

この相手に奢る価値があるかどうか、ということを考えるのすらめんどくさい。
湯水のように奢るべし、そして経済を回すべし。

で、まぁ普通の独身男性はどうすればよいのか?

これもまたシチュエーションに寄るのだが、基本的に私の考えは、それでも「おごる」べしである。

女性の「おごる」「おごらない」についての考えはわからない。
奢られるのを当然と思ってる女性もいるし、奢られるのは拒絶する女性もいる。

各選択肢の結末

では、各ケースの女性の反応を見てみよう。

男性「全部払いますよ」
 奢られたい女性「やったー、ご馳走さまです」
 奢られたくない女性「いやいやいやいや、とんでも無い、ワリカンにしましょう」

男性「ワリカンにしましょ」
 奢られたい女性「・・・・・ええ。(え?マジ?せこっ!)」
 奢られたくない女性「はい、いくらですか?」

というわけで、「奢る」としておけば、間違いないのである。
ワリカンにすると2分の1で女性の反感を買ってしまうのだ。

Point

男性はまずおごれ。

女性のワナに気をつけろ

女性はワナをあちらこちらに仕掛けている。女性の仕掛けるワナに気をつけよう。

たとえば、
男性「全部払いますよ」
女性「(わーい、やったー。でもでも、直ぐ納得すると、タカリ女だと思われる。・・・ここは、支払うそぶりを見せておくか・・)。いやいや、とんでもない、ワリカンにしましょう」

というケースだ。
ここで、男性が引き下がって、
男性「(まじ?助かった、今月厳しかったんだわ)。じゃー、ワリカンで。3000円ね)」
女性「(え??そこで引き下がるか??せこっ!)」

となる。
これの類似事例で、支払い時のシチュエーション
店員「10000円でーす」
女性「(ここで少しでも支払うそぶりを見せないと、タカリ女に思われる・・・財布を出すそぶりを見せておこう)」
男性「(ん?財布を出そうとしている?んじゃワリカンでいいっか)。んじゃ、5000円ね!」
女性「(おごってくれないのかよ!!)」

というパターンもある。

女性の支払うそぶりの攻略法

この女性の支払うそぶりのぱ、フェイクの可能性もある。
若かりし頃の私は、2度「出すよ」と言う。
そして女性が2回とも拒むのならば、ワリカン、あるいは50%以下の金額を求めることにしている。

初回デートの重要さ

初回デートで奢らない男性を女性はどうおもうか?

女性はこの男は絶対にワリカン主義者だな。
この男と付き合うと、お金に苦労しそうだな。

と思う可能性が結構ある。

また男は男で、初回全部出すと今後全部出さないといけないと思ってしまう。

20代でまだそこまで給料が良くない男性にとっては死活問題である。

この場合は、「まぁそうなってから考えればいい」のである。

その女性が「奢られ至上主義」ではないかもしれない。

その女性が奢られ至上主義だったとしたら、その時に考えればよいのだ。

奢られ至上主義とは付き合えないならば、それを告げてもう会わなければよい。
告げることで、もしかしたら女性の考えが「3回に1度は払う」「7対3比率」などと軟化するかもしれない。

男性に魅力があれば、女性が軟化するだろう。そうでなければ、女性もそのままフェイドアウトかもしれない。
それならそれでいいのだ。

なったらなったで、その時に考えればよいのだ。

また会いたいならば奢ればよいのだ。

結論

これに関してはいろいろ考えが人それぞれなのは承知である。

その上、結論を言えば、

結論

基本的に初回デート時は男が全額奢るつもりで正解である。

ちなみに私の場合は、その相手がどんな女性であると二人で食事にいったりしたら基本的に全額出すつもりである。
いちいち、駆け引き的なことを考えるのがめんどくさい。金は稼げばよいのだ。