2桁同士の掛け算は全て暗算でできる(3)
2桁同士の掛け算は全て暗算でできる(3)
2桁同士の掛け算は全て暗算でできる(2)の続きである。
経緯は前の記事を見ていただければ。
11×11から19×19のぞろ目の掛け算を繰り返すことで一つの法則に気づいた
例えば、
11×11の掛け算をする際に
10×10は楽勝で100なので、それ以外をどうにかできないだろうか?
で以下の図を頭の中で創造したのである。
※図は12x12の例である。
※図の中の数字は関係なくて、マスの数を意識していただきたい。
- 1・10×10は100
2・1×10は10
3・10×1は10
そして最後に1桁同士の掛け算をすれば答えになるのではないか?
と思いやってみた。
合ってる!!
そして11×11から19×19までやってみた。
おお、合ってる!!!
ぞろ目の掛け算はこれでいけるんじゃないか?
99×99をやってみた。
- 1・90×90 は8100。楽勝
2・90×9 で810。これも楽。
3・ぞろ目なので810を倍して1620
4・最後に9×9 81を足す。
9801である。おお素晴らしい。
これで2桁のぞろ目の掛け算は暗記ではないが暗算可能になったのである。
一つの成果である。
ぞろ目だけじゃなくて、2桁同士の掛け算全てに使えるのではないか?
と思いやってみた。
はい、できました!!!!
このやり方で全部攻略できました。
2桁同士の掛け算の暗算のやりかた
というわけでまとめ。
1・それぞれ1の位を切り捨てて2桁同士で掛け算をする。結果をベースとなる数という意味で【基数】とする。
2・左の2桁の1の位を切り捨てて(29なら20)、右の1の位を掛ける(74なら4)。
3・逆に右の2桁の1の位を切り捨てて(74なら70)、右の1の位を掛ける(29なら9)。
4・1の桁同士を掛ける。
5・全部合計する。
というものである。
ちなみに1桁と2桁の掛け算であれば、二桁同士の掛け算ができずに基数が0になるので更にやりやすい。
すなわち、これで99x99を全て暗算できるようになるのである。
2桁の掛け算の問題点
・・・。これは足し算を頭の中で4回しなければならないことである。
99に近づいてくると、4桁+3桁+3桁+2桁になり計算ミスが多くなる。
これはもうひたすら慣れるしかない。
近々2桁の掛け算の訓練をできるようなツールを作ろうと思う。
そのときはまたこちらで公開しようと思う。
これはノーベル賞ものではないか?
この私の思いつき、アイデア、アプローチはノーベル賞ものではないか?
と思って2桁の掛け算の情報を調べてみた。
・・・・と思ったら、いろいろでてきたね・・・。
ってか、昔調べたら、全く同じのがあったわ。
やろうと見てみたら理解できなかったのを思い出した。
今回は前述の図を思いついたのが全てである。
これにより、概念がすーーーーっと入ってきた。
これを小学校の時にトライして、今回の結論に至って自由研究で発表したら、中々良い成果だったんじゃないか。
って思ったりして。
既にある公式的なものを自分で1つ1つ検証して身につけていくことはいいことなんじゃないかなぁとと言う言葉で締めさせて頂く。
そして、2桁同士の掛け算の訓練ツールを作ろうかな。