中国でAIアナウンサーが誕生!!

世界初となるAIのアナウンサーが中国で誕生したとのニュースだ。

流暢な喋りはもちろんのこと、途中で噛むこともない━━。

中国国営メディアの新華社は3月3日、同社とポータルサイトなどを運営する捜狗が共同で開発し、中国でAIの技術を使った合成女性アナウンサーが誕生したと発表した。

AI合成による「女性」のアナウンサーの誕生は世界初だという。他の現地メディアもこのニュースを相次いで報じた。

新華社によると、このAI合成女性アナウンサーは新小萌(シン・シャオモン)という名で、声と容姿は同社の屈萌(チー・モン)アナウンサーをモデルに制作されたという。

3月5日に開幕する、第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議で登場する。

AI合成女性アナウンサー・新小萌による自己紹介は、以下の通り。

◇ ◇ ◇

皆さん、こんにちは。

新華社へようこそ。

新華社と捜狗に育て上げられた世界初のAI合成女性アナウンサーです。

新小萌と申します。

私の声と姿は新華社ニューメディアセンターの屈萌(Qu Meng)アナウンサーをモデルに合成されたものです。

今年の両会(全人代、政協)の期間中にお目にかかります。

引用元:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c7cc6aee4b0e5e313cc6a5f?utm_hp_ref=jp-homepage

なるほど・・・こういう利用が案外AIの活躍する場面かもしれない。

高給取りなアナウンサーが不要。
漢字の読めないアナウンサーが不要。

そして、間違えたりすることも無く、普通に人間が喋っているように流暢に話せれば、それで十分なわけだ。

最初は原稿を読んで伝えるだけだろう。

そして、次は、そのニュースについて、一言感想を言うようになり・・・。

さらに次は、コメンテーターと会話を交わすようになれば・・・。

非常にファンタスティックでもあり、怖くも思う。

ここまで行けば、AIの可能性は無限大だ。良くも悪くもだ。

実際には、もうtwitterでAIのアカウントと人間が言葉を交わしてやりとりするという試みもあるようだ。

AIを政治利用しようとする国家も出てくるだろう。議会は要望や法律改正を議論する場であり、最終的な決定はAIがする。という感じだ。

国家の枠組みについては明るくないが、現在はどこの国も法治国家である。法によってその法の下で皆が平等ということだろうが、AIが治める国家、あるいは
AIが法を制定して治める国家は、法からAIに変わるというもので、これまた重要な国家のありかた・仕組みの変遷である。

電子国家と言われているエストニアなんかがいち早く取り入れそうだ。

そうだ!今思いついたのだが、AIは意外や意外、対人のカウンセラーがいいかもしれない。
これはカウンセラーとかスピリチュアルとか占い師とかコーチングとかコンサルタントとか、そういう業界に多大なる恩恵を、あるいは淘汰を与えてくれるのかもしれない。

それはまた、改めて語ることにしよう。