アーモンドアイ凱旋門賞回避は、ノーザンファームの使い分け戦略の弊害

アーモンドアイが凱旋門賞への登録を取りやめたそうな。

色々と理由をつけているが、結局、昨今の競馬がつまらないと言われている強者による「使い分け」の弊害ではないか?

皐月賞をサートゥルナーリアが制し、着差は僅かだったが、その能力を見せつけた。
そして、そのサートゥルナーリアは早々に凱旋門賞登録。
おそらくダービーを取って2冠をとったとしても競走馬の最大の栄誉の一つである三冠馬への挑戦を捨てて、日本競馬の悲願である凱旋門賞へ行くのだろう。

両馬ともに、ノーザンファーム生産であり、主戦騎手はルメールである。今や競馬はルメールファースト。ルメールの都合で馬がレースを選択するという事態になっている。

今回のアーモンドアイの凱旋門賞回避は、まさにその象徴である。

我々ファンは、強者による対決が見たいのだ。そういうレースがあるから競馬は面白く語り継がれていく。

かつての毎日王冠(サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダー、ビッグサンデー)や、最近ではジェンティルドンナの有馬記念が非常に予想のし甲斐があったものだ。

生産者1強は続くと思われるが、他の生産者も頑張って欲しいものである。

 海外での初レースだったドバイターフを完勝したアーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)が、10月に行われる凱旋門賞・仏G1登録を行わないことが分かった。17日、所属するシルクホースクラブのホームページで発表。凱旋門賞の一次登録は、18日がJAIRSへの登録など代行依頼期限となっていた。
 同ホームページによると、ドバイ遠征におけるレース後の様子、長距離輸送での体調の変化などを精査した結果、凱旋門賞ではコース・距離・斤量、全ての環境がタフな条件になることなどから“(アーモンドアイには)ベストのレース選択ではない”と結論に至ったと説明した。なお、次戦については、国内・海外を含めて検討を進めていく。
引用元:デイリーニュース https://www.daily.co.jp/horse/2019/04/17/0012249602.shtml

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