2桁同士の掛け算は全て暗算でできる(1)

2021年12月13日

【夏休みの自由研究】

こどもの頃は夏休みの自由研究のネタは何にも思いつかず四苦八苦していた。
私の頃は小学生・中学生の9年間毎年自由研究があったと思われる。

思われる・・・というのは自由研究の思い出がほとんど残ってないのだ。

唯一、覚えているのは小学4年の頃に作った、「灯台の夜」という工作。

これは「夏休みの自由研究のネタ」的な本に載ってて、電気的な基盤や部品を父と一緒に秋葉原に買いに行き、
それをはんだごてを使って工作したものである。

あとの8年は何をやったかも覚えていない。

恐らく8月末になって絵日記を創作したりして、適当に茶を濁していたんだろう。

そもそも「何をしていいか解らない」のである。

それを創造するのも勉強なので先生たちは手助けをしてくれなかったのであろう。

ただ、何も思いつかない生徒のためにヒントぐらい与えてくれてもいいのではないか?
と思う。

【今なら自由研究のネタは思いつく】

逆に今なら自由研究のテーマはいくらでも思いつく。

例えば、地図作成。

これは小学校時代で一貫してブラッシュアップできるテーマである。

    ・最初は自宅周辺を徒歩ではかり「○歩」という単位で表す。
    ・cmやmという単位を習ったら、「cm」「m」に変える。
    ・角度を習ったら道路の真ん中に分度器を置いて計り(多少危ないが、昭和なら許されるだろう)曲がり角を計測する。
    ・比率や縮尺を習ったら、それを活かす。

などなど、学年ごとで習うことを地図製作にブラッシュアップしていって、
より広範囲に、より正確になり、それを小6で書いた地図と小1から年々の成長・精度を比較する研究を発表すれば、
これは先生たちも大変喜ぶ自由研究となるのではないか?

他には・・・料理系ならなんでもいける。

例えば、当時我が家のカレーには摩り下ろしにんにくが入ってたが、そこで「どこ産のにんにくが合うのか?」とか。

「卵の比較」や「油の比較」などなど、何でもできる。
母や父や近所の人に実食してもらい感想を聞きながら、それを集計して発表すれば、ほのぼのとして教師も喜ぶ内容だろう。

【そしてより一生に役に立つ自由研究を思いついた】

などなど、自由研究のテーマに思いを馳せるうちに、より実践的で一生の役に立つテーマを思いついたのである。

それは小学2年生以降と、比較的早い段階からできるテーマである。

それは「99x99」である。
題して「くくくく」とでも呼ぼうか?

99(くく)は一桁の掛け算であるが、99x99(くくくく)は二桁の掛け算である。
これが暗唱できれば、一生役立つものだし色んなシチュエーションで役に立つのではないか?

ただ、99x99は膨大すぎるので、妥協案として19x19でも良いかなとも思う。
19x19(いくいく)である。

今聞くと非常に卑猥かもしれないが、小学生の思い付きならば大人もふふって笑って流してくれるだろう。

掛け算99の暗唱は誰しもやったことがある

そして掛け算は大人になってからも日常生活で多用する重要なものである。
99は暗記しているが、二桁の掛け算をぱっと言える人はそろばんでもやってない限りは中々いないだろう。

というわけで、次回は40代半ばのおっさんが99x99の暗唱をしようとしたが、その過程で99x99までの2桁の掛け算は暗算で全てできる方法を発見したことを記そうと思う。

2桁同士の掛け算は全て暗算でできる(2)へ続く

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