オルフェーヴル産駒の終焉

私の血統の系譜の理想

私が競馬を本格的に始めた世代は先日も語った通り、ステイゴールド世代である。
つまり、サンデーサイレンス全盛の競馬を見てきたわけだ。

従って、私の望みはサンデーサイレンスの父系が、脈脈と日本競馬に紡がれていくことだ。

が、今現在、その望みが叶わないかもと危惧している。

サンデーサイレンスの後継種牡馬であるディープインパクトからその後継である大物牡馬が出てこないからである。

ディープインパクトの後継者候補は以下の通り。

  • サトノダイヤモンド
  • ミッキーアイル
  • マカヒキ
  • キズナ
  • トーセンラー
  • エイシンヒカリ
  • サトノアラジン
  • ラストインパクト
  • サトノノブレス
  • ディサイファ
  • リアルスティール
  • リアルインパクト
  • ワグネリアン
  • アルアイン
  • スピルバーグ
  • ダノンバラード
  • ディープブリランテ
  • タイセイドリーム
  • ヒストリカル
  • ワールドエース
  • フィエールマン
  • エイシンヒカリ
  • ダノンプラチナ

個人的には、スピルバーグ、ワールドエース、エイシンヒカリ、ミッキーアイルに期待している。
そして、ダノンバラードにも密かに期待。
ダノンバラードとダノンシャンティの名牝バラードのインブリードを見てみたいからだ。

ただ・・・、ダービー馬ディープブリランテを筆頭にディープインパクトの直子の種牡馬はまだ数世代だが成功の兆しは見えない。

ならば、SS系2頭目の種牡馬のオルフェーヴルに期待するのは至極当然の流れである。

初年度、低調な勝ち上がり率ながらも、2頭のGⅠ馬が誕生!

ラッキーライラックとエポカドーロである。

ラッキーライラックは無敗で阪神ジュベナイルフィリーズを勝ち、エポカドーロは7番人気ながら皐月賞を制覇。
その後、ラッキーライラックはオークス3着。エポカドーロはダービーであわやの2着。

オルフェーヴルは、率は悪いがホームランがある!という評価になりつつあった。

ただし、初年度2頭のG1馬以降鳴かず飛ばずだったメジロライアン(メジロブライト、メジロドーベルの父)の二の舞も?
と危惧されてもいた。

そして、秋はこの2頭が不調。馬券圏内に入らず。他にも特別に活躍馬も出てこず・・・。

2月にアルドーレがオープン馬になったが、それはダートの話。

正念場の中山記念。そしてアルメリア賞

そして、やってきたのが中山記念。
示し合わせたかのように、オルフェーヴル産のトップ2が出走。

3番人気のエポカドーロ。
6番人気のラッキーライラック。

期待はもちろん、エポカドーロだ。
強い牡馬がいれば血は繋がっていく。ラッキーライラックも応援してたが、断然エポカドーロに勝って欲しいわけだ。

皐月賞、スプリングSと同じような展開になりつつも、直線で5着に沈んだエポカドーロ。
ラッキーライラックはあわやの2着に粘り格好はつけたが、エポカの惨敗でオルフェーヴル産駒の今後は非常に厳しくなった。

なぜなら、春の種付けシーズンはもうそこまで来ているのだ。

現状でも、今シーズンの種付数の激減が囁かれている中、少しでも名誉挽回をしてシーズンインして欲しかったが・・・。

そんな中でも収穫はラッキーライラックの好走。春のマイル路線でも主役級のステルヴィオを抑えたのだから、楽しみではある。

ただ、エポカドーロの種牡馬入りには暗雲が立ち込めてきたのかもしれない。

そんな中、翌週、つまり昨日のアルメリア賞だ。

今シーズンの期待馬、ジャミールフエルテの登場である。

2戦1勝だが、負けたレースは現3歳世代の最強候補のサートゥルナーリアである。
これは大いに期待がかかり、単勝1.9倍の圧倒的人気である。

が、結果7頭立ての4着。

これは、もう非常に厳しいと言わざるを得ない。

タダでさえ、良繁殖牝馬を充てられて、期待された割に低い勝ち上がり率。高い種付け料、これはもうこのまま衰退していくに違いない。

来週はスプリングSにタガノディアマンテが登場するが、はてさて、である。ここの2週の印象がものすごい悪い。

今シーズンどのぐらいの種付けがあるか、注目している。

最後に光明を言えば、オルフェーヴル産は父ステイゴールド同様に人をなめているような雰囲気がある。
期待すれば、裏切るし。期待しなければ、好走する。という天邪鬼的な面がある。

もう、私が諦めたら、大物候補が出現するかもしれない。

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