施設を抜け出しドーナツをドカ食いで窒息死した重度の知的障害者の家族が、「健常者なみの金額を支払え」と裁判

2019年2月17日

毎日新聞の記事からです。

愛知県安城市で2013年、重度の知的障害のあった鶴田早亨(はやと)さん(当時28歳)が障害者支援施設を抜け出して死亡した事故を巡り、遺族が施設を運営する社会福祉法人に約7200万の賠償を求めた訴訟の判決が22日、名古屋地裁で言い渡される。遺族は訴訟で、将来働いて得られたはずの「逸失利益」を基に賠償額が算定されることに疑問を投げかける。

 訴状によると、鶴田さんは13年3月22日、施設を抜け出し、近くの商業施設に陳列してあったドーナツを大量に口に詰め込んで窒息死した。食べ物を口に詰め込んでしまうため施設では食事を一口ずつ小皿に移していた。施設側は内側から開けられない構造の扉が何らかの原因で開き、鶴田さんが抜け出したとみられると説明した。

 事故後、施設側は遺族に1800万円の支払いを申し出たが、遺族側は「同世代の健常者に対する死亡賠償金の4分の1にも満たない」と折り合わなかった。鶴田さんの兄明日香さん(39)は14年8月、事故は施設の安全配慮義務違反が原因として提訴し、施設側は鶴田さんが抜け出すのは予測不可能などと請求棄却を求めている。

こういうニュースも本当に嫌ですね。
何に嫌悪するかというと、金目当てなのでは?とも取れる遺族に対してですね。

施設に対しては、「重度身体障害者の身内を見てもらって、今までありがとう」と感謝すべきところを、管理不行き届き
的に賠償金を求め裁判を起こすこと自体ナンセンスだと私は思う。

この重度身体障害者の問題もどうにかならないのかと思う。

そういえば、重度障害者といえば、植松事件があったが、個人的には和歌山カレー事件が起こった際に全国的毒入り事件が流行った時と同様に、重度障害者への虐待・襲撃が頻発するのではないか?と思ったが、そうはならなかった。

そうそう、毒入り事件といえば、新潟のポットの件はどうなったのだろう・・・。状況的に内部犯行だと思ってたのだが・・・
と思って、調べてみたら、犯人捕まっていたのですね。やはり内部の人間の犯行だったようです。

私は前の記事で、「いつ死んでもいい」「今すぐ消えたい」というような趣の事を書きましたが、それもこのような世の中がどんどん変な方向に進んでいることに対しての絶望感から来ているものなのです。

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