ライトセーバーが正式なスポーツ競技に!

なんとなんと、スターウォーズでお馴染みのライトセーバーが正式なスポーツになるとの事。

宇宙を舞台に戦いを繰り広げるスターウォーズは、“新しいエピソード”の舞台がフランスとなるようだ。
作中でおなじみの武器ライトセーバーを使用した試合を、フランスのフェンシング連盟が正式な競技として認定した。
フェンシング連盟が2月15日、Facebookで試合の様子を写した動画を投稿している。
引用元 https://www.huffingtonpost.jp/entry/lightsaber_jp_5c6cbdc9e4b0e37a1ed2a9d5
ハフポスト ライトセーバーがフェンシングの正式競技に。ジェダイがフランスに続々誕生か?

記事元によると、フェンシングの第4の種目として採用されるとの事。本当ですか?

フェンシング協会の関係者によると・・・。

「スポーツをしない若者が増え、(スマホをいじる)親指を動かす運動ばかりしています。なかなかソファで親指を動かすことから抜け出すことのでない彼らに、スポーツをするよう促すのは簡単ではなくなっています。そこで、フェンシングのルールと最先端のテクノロジーを組み合わせることで、自然とスポーツに参加してもらえるように取り組んでいます」

とのこと。前衛的な挑戦は賞賛すべきかもしれない。
が、2019年の今、スターウォーズがどれだけの影響力があるのか、私には不明。というか解らない。

もちろん、私はスターウォーズが大好きである。リアルタイムでドンピシャの世代は、50代や60代のオトナたちだと思うが、その世代よりちょっと下なのが、我々40代である。
30代や20代で熱狂的なスターウォーズ好きって人に出会ったことが無い。

それは私自身の交友関係で若者がいないだけってのもあるかもしれないが、ともかく出会ったことが無い。

このフェンシング協会の関係者の言葉の対象となる、10代、20代の若者までリーチするか不明である。

が、しかし、伝統的な競技にエンターテインメント性を持たせたこの決定はやはり賛美しかない。本当に本当なの?ライトセーバーだよ?

スターウォーズというコンテンツはやはり50、60代が対象なのでは?と思ったのが、新シリーズの1作目。つまりエピソード7である。

これはオールドファン歓喜!!というような同窓会的な映画であったと思う。旧キャストが勢ぞろい、レイア・ハンソロ・ルーク、という人間から、R2D2、C3POなどなど。

まぁ、ともあれ・・・。スターウォーズについて語ると、長くなるかもなので。これだけは言っておく。

Point

私が劇場で観たスターウォーズの中で一番、断然、突出して最高だったのは、「ローグワン」である。

さて、フェンシングに話題を戻すが、せっかくエンタメ要素の強いライトセーバー採用なら、ルールもエンタメ性を強くしてみてはいかがだろうか?

単に勝敗だけでなく、両者の繰り出す技の応酬が、どれだけ作品を髣髴させさらに昇華したか、という芸術点的な要素もあり、勝敗とは別に年間のベストバウトに多大なる栄誉と名誉が与えられる。とか。

格闘界で言えば、高山善廣 VS ドンフライ の1戦のようなイメージか。

単純な勝敗でいえば、著しく非効率なノーガードの殴り合い。だが、これが、観るものを熱くし、今でも語り継がれる勝負なのだ。

このスターウォーズフェンシングも・・・・

選手1が、初手にエピソード5の中盤のダースベイダーとルークの応酬の攻めを繰り出すと、
それを察知した、選手2がそれの受け手で流し、選手1が「お、こいつわかってるな?」とその応酬を続け、一通り実際のエピソード5の中盤の応酬の剣舞をやりきってから実際に戦うみたいな。

もちろん、その剣舞の合間に裏切ってもよくて、仕留めてしまうのもあり。
ただ、そうすると、ポイントは得れるものの観客からブーイングして、選手としての心象を著しく損ねてしまう。

ペアダンス的な側面もあったりするのではないか?
対面しているのは敵でもありパートナーでもあるのだ。

「勝敗の栄誉」と「魅せる栄誉」がバランス良く成り立てば、新ジャンルのスポーツとエンターテインメントになりえるかもしれない。

さらに、「審議委員会」的な機関を作って、映画の剣舞を一通り続けてから、新たな応酬が審議委員会に認めれると、「エピソード5の中盤のダースベイダーとルーク」の派生の技として、正式に剣舞として登録され、以後のバトルではその剣舞が正式に認めれられる。この辺は体操競技と同じ感じだ。

さらにさらに、選手は自由に台詞も言うことができ、試合シーンにマッチするような素晴らしい名言を吐くと、その際も「審議委員会」が招集され、心技体、スターウォーズに合うか、などなど議論され、
例えば、「私は道になりたい!」という言葉を吐けば、「側溝道」なる四股名があたられたりする可能性もある。この辺は変態番付、審議委員会ともども日本の相撲に倣った案である。

最後はアングラな方面に話が逸れてしまったが、このスターウォーズフェンシング。今後要注目かもしれない競技である。

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