マルチワークのすすめ
こんにちは。枯井戸 シャベルです。
終身雇用が崩壊した平成の残滓に埋もれた真っ只中ですが、皆さんに置かれましてはいかがお過ごしでしょう?
私は、現在マルチワーカーです。ダブルワーカーでもトリプルワーカーでもありません。マルチワーカーです。
ここでいう、マルチとは「2つ以上の、多重の」という意味です。
副業容認の時代へ
終身雇用が当然な時世では副業はご法度だったけど、それが崩壊。
雇用主側は人を切ったり、時短で働かせようとする流れが活発になり・・・・。
世の中に「時短」の流れができる。
労働者は収入が減る。
こっそり副業を始める。
社員が副業すれば、雇用主も時短の大義名分となり促進。
副業厳禁から副業黙認を経て、すでに副業容認の時代に突入。
したといっても良いでしょう。
更に容認から今度は推進・推奨へとシフトしていくものだと思われます。
副業とマルチワークの違い
副業は主たる生業があっての副です。主がありきの副。それに対して、マルチ(多重)は主がないかあるいは、分散されてて、一つがなくなってもただちに問題が起こるということではない。という違いです。
私は3年前からマルチワーカー
私は複数の仕事をしているマルチワーカーです。収入の軸となるのは3つなのでトリプルワーカーなのですが、細かいものを入れると更にいくつかあるのでマルチワーカーという表現を使います。そして、主たる収入も月によって変わったりします。
私はもともとはフリーのITエンジニアなのですが、保守契約という甘い蜜に永い事胡坐を組み、新技術も学ばず、営業もせず、技術も過去の貯金的なもので食いつないでいるという状態なので、本業のWEBエンジニアは縮小せざるを得なくて、「こりゃあかん何か仕事せねば・・・」と3年前に思い今に至るわけです。情けないことに、はい。でも仕方ないのです。
最初は、登録型派遣のフルキャストに登録して単発の仕事をしてたが、現在は以下の3つに落ち着きました。
・細々とWEBエンジニア。
・週2日知り合いの会社にてWEBエンジニア
・医療事務の夜勤
これに加えて、
・自習室の店番おじさん
・在宅/出張マッサージ師
以前は、更に上記に加えて、
・黒い猫の早朝仕分け
・塾講師
もやったりとだいぶカオスな状況だったのです。
マルチワーカーのメリット
さて、マルチワーカーをすることで、考えられるメリットをピックアップしていきましょう。
毎日が非日常体験でストレスフリー
やはり、これが一番大きいのではと思います。長期間・長時間同じ職場にいると、どうしても発生するのがマンネリ感です。
マンネリはストレスを生みます。時短だったり、複数・多数の職場、収入源があると毎日が刺激的で新鮮。行く度にリフレッシュできます。
「非日常」ってのは非常に多くの業種・シチュエーションでキーワードになると私は思ってます。
美容院などユーザの利用頻度が少ないサービス業は特に成功のキーワードはいかに非日常体験を与えることか?だと思ってます。
高級ホテルなんかもそうです。
日常であるはずの毎日の仕事が、非日常体験になればそれはどんなに素敵なことだと思いませんか?
非日常とまでは言い過ぎかもですが、出勤するたびリフレッシュというのは間違いありません。
経験豊富で、より一層魅力的な人に
人生、様々な体験・経験をしている人の方が人間的に魅力的である確率は高いです。いろんな経験をしている人は面白いし、深みがあります。
狭い世界にずっといる人よりも、マルチワーカーの方が魅力です。いい人です。楽しいです。話が面白いです。
最近、思うことで似たようなケースをあげれば、SNSを駆使してる人とそうでない人を比べた場合、SNSの利用者のがやはり視点が広い、深い。人間として幅があるとか、表現は多々ですが・・・、駆使してる人のが「魅力的」なのです。
という確率は高いです。これもSNSを見る(ROMってるとも言う–read only memberの略です。多分—)だけ・・・ではなくて、発信してる人って意味で「駆使」と表現しました。
「SNSと発信してる人は魅力的だ!」というのはこれだけでも一つ記事が書けてしまうテーマなので改めて書くことにしましょう。
いろんな職業経験で、保険になる。
終身雇用や、1つのことしか経験してない人は、ツブしが利きません。
それがダメになってしまうと、路頭に迷う可能性があります。
それのよくわかるような例が、プロ野球選手・Jリーガーだったり、それを目指してる人の挫折。
今まで、それしかしてこなかったため、他に何もできず、あるいは何していいか解らない。
その辺、マルチワーカーは1つダメになっても、安全安心。
一つに依存しないってことはリスクの回避でもあるわけです。
そういえば、最近は結婚してて旦那が立派に稼いでるのに、お金の面で旦那に依存したくなく、自立して稼ぎたいって志向の奥さんが多いのも、
「リスク回避のために依存したくない」って考えなのでしょう。
マルチワーカーのデメリット
本業一本の人よりも重要なポジション・出世はしづらい
これは当然ですよね。主たる生業でないのだから、フルタイムでない可能性が高く、それでは出世は見込めません。
出世しづらいので、単価も低い?
これは、そうですが・・・、必ずしもとは言えないですね。その仕事の内容が専門性が高ければ、高単価の可能性もあります。
確定申告を自分でする。
そうですね。これも面倒臭いですよね。でも、これも経験の1つと捉えればよいでしょう。年一回なので頑張りましょう。
まとめ・・・
というわけで、マルチワーカーは魅力たっぷり!次世代の働き方の形の一つです。
兼業OKの社保に入れるところをまず探して、そこから自分らしく働ける複数の場を探してみてはいかがでしょうか。
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